こんにちは
名古屋の花屋の坪井花苑です。
GWは皆さんどのようにお過ごしですか?
急に暑くなりましたので、体調管理に気をつけて
楽しいGWをお過ごしくださいね!
今回は、二十四節気の7回目「立夏(りっか)」について
まとめてみました。
「立夏(りっか)」とは?
夏の気配が立ち上がってきたような時期、という意味で「立夏(りっか)」といいます。
立夏には「この日から夏が始まる」という意味があります。
立夏は春分と夏至のちょうど中間です。5月に入り、少し夏めいて来た頃のことです。
2024年の立夏は5月5日(日)です。
暑い日があったり、雨が続いたり、の日々ですが、暦上では夏が始まります。
二十四節気とは?
太陽暦を使用していた時代に、季節を表すための工夫として考え出されたものです。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。
つまり1年を24等分し、それぞれに名前が付けられています。
現在二十四節気を定めている定気法では、太陽黄経(太陽の動き)に基づいて定められています。
1年で最も昼の短い日である「冬至」
1年で最も昼の長い日である「夏至」
昼と夜の長さが同じ日である「春分」と「秋分」
この四つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。
立夏(りっか)の季節に見頃の花は?
立夏の時期に見頃のお花をご紹介します!
藤(フジ)
この時期といえば藤ですよね。
〈藤(フジ)の花言葉〉… 優しさ / 歓迎
藤の花の特徴は、房のような花を下垂させて咲かせます。
この房のように見えるのは小さな花の集合体です。
4月下旬から5月中旬に花を咲かせます。
爽やかというよりは甘い香りが特徴です。
風に揺られると甘い香りがふわっと漂います。
古事記や万葉集にも登場しており、古くから多くの人を魅了しています。
2024年に発行される予定の新五千円札の裏面デザインに、藤の花が採用されています!
ここで採用されている藤は、大阪市福島区発祥とされる「ノダフジ」が採用されています。
花水木(ハナミズキ)
〈花水木(ハナミズキ)の花言葉〉… 華やかな恋
桜が終わった頃に見頃を迎えるのが「花水木(ハナミズキ)」です。
街を歩いているとふと見かけることがあります。
美しい姿と花言葉から、さまざまな市や区の指定花になっているんです!
皆さんのお住いの地区では、どんな花が指定花になっていますか?
花菖蒲(ハナショウブ)
〈花菖蒲(ハナショウブ)の花言葉〉… 優雅/優しい心
端午の節句の習慣、菖蒲湯(しょうぶゆ)の菖蒲はサトイモ科、
花菖蒲はアヤメ科。言葉も見た目も似ていますが、違うものなんです!
「ハナショウブ」と「アヤメ」、「カキツバタ」の違いは?
「ハナショウブ」と「アヤメ」、「カキツバタ」
見た目もそっくりで見分け方が難しいですよね。
それでは、一体何が違うのか。
特徴をまとめてみました!
◯ハナショウブの特徴
・アヤメ科
・花びらの中央に黄色い筋がある
◯カキツバタの特徴
・アヤメ科
・花びらのもとに細くて白い筋
・浅い水辺に咲く
◯あやめの特徴
・アヤメ科
・花びらの根元に網目模様がある
・畑や草原など乾燥した場所に咲く
「あやめ」の名の由来は、
「花びらに網目の模様があったことから、文目(あやめ)と呼ばれるようになったといわれています。
全部アヤメ科ですが、それぞれ異なった特徴を持っているんですね!
知っているだけで見分けることができたり、よりお花を楽しめます✨
この時期、多く扱っているのは花菖蒲です。
今回のコラムはここまでです!
いかがでしたか?
暦を知ることで植物からパワーをもらい、元気に過ごしましょう!
当店ではもうすでにひまわりが並ぶことも。
一足早く夏を感じることができますよ🌻
是非、店頭で季節の移り変わりをお楽しみください♪
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