澄んだ空気を感じる【寒露(かんろ)二十四節気 -17-】

こんにちは!
名古屋の花屋の坪井花苑です。

ここ最近、長袖を着ている方を見かけるようになりましたね!
とくに、朝と夜は冷え込みやすいため暖かくしてお過ごしください。

今回は、二十四節気の17回目「寒露(かんろ)」について
まとめてみました。

 

「寒露(かんろ)」とは?

「寒露(かんろ)」とは、夜が長くなり、露が冷たく感じられる頃。
夏の終わりから秋の始めにかけて野草に降りる、冷たい露を指します。

朝晩はすっかりと冷え込みますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。

2024年は10月8日(火)「寒露」となります。

 

そもそも二十四節気とは?


太陽暦を使用していた時代に、季節を表すための工夫として考え出されたものです。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。
つまり1年を24等分し、それぞれに名前が付けられています。

現在二十四節気を定めている定気法では、太陽黄経(太陽の動き)に基づいて定められています。

1年で最も昼の短い日である「冬至」
1年で最も昼の長い日である「夏至」
昼と夜の長さが同じ日である「春分」と「秋分」
この四つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。

 

七十二候とは

上記の通り、二十四節気とは一年を24等分したものです。
そして、中には二十四節気のほかに「七十二候」という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。

「七十二候」とは、二十四節気をさらに5日ごとに「初候」「次候」「末候」と3等分し、一年を72に分けたものです。
今回の二十四節気である「寒露」は下記の3つに分けられます。
初候:鴻雁来(こうがんきたる)
次候:菊花開(きくのはなひらく)
末候:蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

 

寒露の次候、「菊花開」

寒露の時期の次候は「菊花開(きくのはなひらく)」です。

菊の花が咲く頃をいい、各地では菊に関する祭りが多い時期でもあります。

菊には、不老長寿の薬効もあるといわれ、9月9日の重陽の節句には菊の花を飾ったり、お酒に浮かべた各種を飲んだりするなどという習慣があります。

▼重陽の節句に関する記事はこちらから

9月9日は「重陽の節句(菊の節句)」!菊の花や行事食で季節を感じよう | Tsuboikaen 坪井花苑 /名古屋市中区の老舗花屋

“和”なイメージが強い菊ですが、最近は種類も多く、
どの空間にも合う、場所を選ばない品種もたくさん出回っています!

 

スタッフおすすめ秋のお花

秋は魅力的な花がいっぱい。
そこで、最後に坪井花苑のスタッフおすすめの秋のお花をご紹介します!

スタッフおすすめ秋の花-01-
【コスモス】

秋のお花を代表するコスモス。
コスモスの花言葉は、「調和」
ピンク、白、オレンジなど色とりどりなお花が咲きます。


ふんわり曲がった形や、その見た目の可愛さが人気のコスモス。
また家の近くのコスモス畑にもよく行っていたそうで、思い出のお花でもあるそうです。
コスモスは漢字で書くと「秋桜」です。そんな由来も魅力なお花だそうです。

 

スタッフおすすめ秋の花-02-
【ホトトギス】

個性あふれる秋のお花のホトトギス。
ホトトギスの花言葉は「秘めた意志」

くすんだ紫がとても魅力的なお花です。

花束やアレンジに入れるだけで、ぐっと華やかになります。
お花が蝶々に見えるのも、お気に入りのポイントだそうです!

 

いかがでしたか?
選ぶポイントもまた人それぞれでとても素敵です!
皆さんのお気に入りのお花はありましたでしょうか。
ぜひ、皆さんの周りでも好きなお花の話をしてみてくださいね。

店頭には、菊をはじめとした秋のお花がたっぷりと入荷しています。
季節の行事とともに、季節のお花をぜひお楽しみください!

ご覧いただき、ありがとうございました!

 

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