そろそろ夏本番！
夏に咲く花と言えば、みなさんは何を思い浮かべますか？
やっぱり定番はひまわりですが、他にもいろいろな種類があるんです。

今回はその中でも、生花店の店頭に並ぶ“夏の切り花”をご紹介します。

1. ひまわり

学名：Helianthus annuus
科名：キク科
原産地：北アメリカ
和名：向日葵
英名：Sunflower
鮮やかなビタミンカラーのイメージが強いひまわり。
白色や紫色、小輪・大輪・八重咲きなど、最盛期には生花店で珍しい種類が見られることもあります。
花言葉は「あなただけを見つめる」「憧れ」など。
まさに夏の象徴とも言えるひまわりは、見ているだけで元気をもらえるお花です。

2. ルリタマアザミ

学名：Echinops ritro
科名：キク科
原産地：ヨーロッパ、アジア
和名：瑠璃玉薊
英名：Small globe thistle, Echinops Blue ball

瑠璃色の玉のような花を咲かせ、ギザギザでトゲのある葉がアザミに似ていることが名前の由来。
丸いシルエットが可愛い夏のお花です。
その姿から連想されるように、花言葉は「傷つく心」「鋭敏」など。
濃い青や紫の花色が美しく、花束やアレンジメントの差し色で入れてみるのもオススメです。

3. クルクマ

学名：Curucuma
科名：ショウガ科
原産地：熱帯アジア、アフリカ、オーストラリア
和名：春鬱金（ハルウコン）、薑黄（キョウオウ）
英名：Indian safran, Hidden lily, Siam tulip

ウコンの仲間であるクルクマ。
エキゾチックな見た目が夏らしく、ピンク・白・グリーンなどの花を咲かせます。
花言葉は「忍耐」「乙女の香り」「あなたの姿に酔いしれる」など。
切り花としてはもちろん、鉢植えや地植えで栽培する人も多いお花です。

4. アンスリウム

学名：Anthurium
科名：サトイモ科
原産地：熱帯アメリカ〜西インド諸島
和名：大紅団扇（オオベニウチワ）
英名：Anthurium

赤やピンクなど、鮮やかな色が特徴的なアンスリウム。
ハート型に色づいた部分は、仏炎苞（ぶつえんほう）と呼ばれる葉が変形したものです。
花言葉は「情熱」「印象深い」「恋に悶える心」「煩悩」など。
恋愛や愛情に関する花言葉が多いので、想いを秘めた相手へのプレゼントにもぴったりです。

5. エリンジウム

学名：Eryngium
科名：セリ科
原産地：西地中海沿岸～西アジアなど
和名：瑠璃松笠（ルリマツカサ）、松笠薊（マツカサアザミ）
英名：Flat sea holly

エリンジウムは、ドライフラワーにも人気のお花。
小花がボンボンのように集まり、その周りには総苞（そうほう）と呼ばれるトゲトゲの葉があります。
個性的な形と、シルバー系の青い花色がオシャレな印象を与えてくれます。
花言葉は「秘めた愛」「秘密の恋」「光を求める」など。

夏を彩るカラフルな花々。
贈り物や日常のインテリアに取り入れ、季節感を演出してみてはいかがでしょうか。

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