【坪井花苑コラム】お盆のご準備を!お盆用品の種類と飾り方

こんにちは、坪井花苑です。
以前の記事では、新盆・初盆に贈るお花の選び方についてまとめました。
http://tsuboikaen.co.jp/2020-0728/

今回は、一般的にお盆飾りにはどんなものを用意するのか、一つひとつご紹介していきます。

たいまつ

故人が無事に家族の待つ家まで帰れるよう、目印として焚くのが迎え火です。
たいまつは、お盆入りの日に燃やします。

まこも

盆棚の上に敷く「まこも(ゴザ)」。
まこもの上に蓮の葉、さらに精霊馬や季節の野菜・果物、故人の好んだものなどをお供え物として置き、ご先祖の霊をお迎えします。

蓮の葉

地域にもよりますが、葉の上に野菜や果物などを盛ってお供えをします。
汚れた泥からまっすぐに伸びて美しい花を咲かせる蓮。
その姿はまさに極楽浄土に生える花とされ、開花時期もお盆に重なるため、ご先祖様にお供えするお皿として使われるようになったのです。

精霊馬


ご先祖様の乗り物として、キュウリと茄子で馬と牛をかたどったものが「精霊馬」と呼ばれる飾りです。
こちらに帰ってくるときは早く来られるように馬を、彼岸に戻られるときは名残を惜しみつつゆっくり行くために牛を用意するといわれています。

ろうそく

古くから炎には不浄なものを追い払い、空間を清める力があるとされています。
また、ろうそくの明かりは、ご先祖様がお盆に帰ってくる道を示すといった意味も持ちます。

花筒

花はその美しさだけでなく、香りもお供えになるといわれています。
お墓参りに出かけたら、故人のためにお花を選び、故人を偲びながらお墓を華やかに飾ってあげましょう。

ほおずき


提灯のような形と鮮やかな色を持つ、ほおずき。
お盆にはご先祖様をお迎えする気持ちを表すため、盆提灯や迎え火と共に欠かせない飾りのひとつとされています。
仏花と一緒に活けたり、他のお供え物と並べて飾ったり、仏壇や盆棚に張ったまこもの縄に吊り下げたりと、さまざまな形で飾ることができ、お供えものを華やかにしてくれます。

麻がら

お盆明けには、家に迎えた精霊の足元を照らし、気をつけて帰ってもらうように送り火を焚きます。

 

お盆の行事に欠かせない、お盆飾りの数々。
飾られるようになった意味などを調べていくと、それぞれに理由があるんですね。


坪井花苑では、本店とデパート店にて8月13日(木)まで「お盆用品市」を開催しています。
お盆用品はもちろん、お盆用のお仏花、お花束をご用意しております。
お供え用のアレンジメントやプリザーブドフラワーなどのご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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