こんにちは!名古屋の老舗花屋、坪井花苑です。
秋も深まり、夜風が涼しい季節となりました。
この季節の日本の伝統行事といえば、お月見をする「十五夜」。
今回は、意外と知らない十五夜の由来や、年によって異なる十五夜の日程をご紹介します。
「十五夜」とは?由来や歴史
すすきを飾ったり、お月見だんごをお供えしたりして、月を眺める「十五夜」。
十五夜の行事が行われる旧暦8月は、一年のなかでも特に空が澄みわたり、月が美しく見えます。
十五夜のお月見は平安時代に中国から伝わり、平安貴族のあいだで「観月の宴」が催されるようになったのです。
江戸時代になると庶民にも広まり、月を見るだけではなく秋の収穫に感謝をする行事として発展。
芋類の収穫を祝う日として、「芋名月」という呼び名も付けられています。
中秋の名月とは?
「十五夜」は別名「中秋の名月」と呼ばれますが、その理由を知っていますか?
旧暦では、四季を分ける際に7月~9月が秋とされていました。
そして、秋のなかでも7月は「初秋」、8月は「仲秋」、9月は「晩秋」と月ごとの呼び名があります。
旧暦の8月はちょうど秋の真ん中。
さらに8月の真ん中である旧暦8月15日の美しい月を「中秋の名月」と呼ぶようになりました。
2020年の十五夜はいつ?
現在でも、十五夜(中秋の名月)のお月見は旧暦の8月15日に行われます。
旧暦と新暦には1~2ヶ月のずれがあるため、実は毎年、十五夜の日にちは変わるんです。
2020年の十五夜は10月1日(木)です。
2021年以降の十五夜もまとめてみました。年によってこんなに変わるものなのですね。
2025年までの十五夜
2020年10月1日(木)
2021年9月21日(火)
2022年9月10日(土)
2023年9月29日(金)
2024年9月17日(火)
2025年10月6日(月)
華やかなお花とともに楽しむお月見
坪井花苑では、お月見の夜を彩るお花もご用意しています。
まんまるな菊の花「ポンポンマム」を使い、お月見をイメージしたかわいらしいスタンドブーケ。
秋の夜長のお供にいかがですか?
十五夜を彷彿とさせるフォルムで、お月見にぴったりなフラワーアレンジメント。
趣ある一味変わったカゴと秋らしいお花たちが、どんなお部屋も彩ります。
みなさんも涼しい中、夜空を見上げながらゆっくり過ごす秋の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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