こんにちは
名古屋の花屋の坪井花苑です。
少し蒸し暑い日が多くなってきましたね。
水分補給をこまめにして熱中症対策に気をつけたいものです。
今回は、二十四節気の10回目「夏至(げし)」について
まとめてみました。
「夏至(げし)」とは?
夏至(げし)とは、1年のうちで昼の時間が最も長くなる日。
この日を境に、日が短くなっていきます。
春分、夏至、秋分、冬至とよく耳にしますよね。
このうちの夏至にあたる日が2022年は6月21日となります。
そもそも二十四節気とは?
太陽暦を使用していた時代に、季節を表すための工夫として考え出されたものです。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。
つまり1年を24等分し、それぞれに名前が付けられています。
現在二十四節気を定めている定気法では、太陽黄経(太陽の動き)に基づいて定められています。
1年で最も昼の短い日である「冬至」
1年で最も昼の長い日である「夏至」
昼と夜の長さが同じ日である「春分」と「秋分」
この四つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。
半夏生(はんげしょう)とは?
半夏生(はんげしょう)とは
夏至を3つに分けた最後の期間を指し、
夏至から数えて11日ごろの5日間です。
昔から、農作物の目安として
「田植えは夏至の後、半夏生の前に終わらせるもの」とも言われています。
農家の人にとっての目安になっていました。
また、この時期には半夏生(はんげしょう)というが季節の植物でもあります。
半夏生(はんげしょう)の名前の由来には2つの諸説があり、
①半夏生(はんげしょう)の季節に花を咲かせることから、半夏生という名前が付けられた
②葉が半分白いことから「半化粧」と呼ばれるようになった
植物によって名前の由来がさまざまなので、知っているだけで世界が広がります!
日本で有名な夏至の祭り
三重県の二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)では、
夏至の日に、夫婦岩の間から差し昇る朝日を浴びながら 禊(みそぎ)が行われます。
夫婦岩の周辺は、古くから清渚の浜と呼ばれています。
伊勢神宮の参拝前に、汐を浴びて心身を清めた禊浜として尊ばれてきました。
本年度は感染症拡大防止のため禊は行はれないそうですが、
状況が落ち着いたら参加したいですね。
参拝・見学は行っていますので、
これを機に参拝に足を運ぶのもいいかもしれません。
私もいつか参拝しに行きたいなと思っています!
この時期の花
○サンダーソニア
花言葉:「祝福」「祈り」「祖国への想い」など
鮮やかなオレンジ色と、ちょうちんのような見た目が可愛らしいお花です。
名前も一度聞いたら忘れられない特徴的なお花です。
サンダーソニアは球根植物で、
花を咲かせる球根ができるまでに3年ほどかかるとも言われています。
今の時期に見る機会はありますが、
結構貴重なお花です。
○スモークツリー
花言葉:「賢明」「にぎやかな家庭」など
「ケムリノキ」という別名があります。
その名のとおり、煙のような存在感があります。
水揚げは、水切りまたは根本割りがおすすめです。
枝を割り、中の白い繊維を取り除いて水につけます。
アレンジメントに加えてボリュームを出して豪華にしたり、
少しづつ加えてアクセントにしたり楽しみ方がたくさんあります♪
○ひまわり
花言葉:「賢明」「にぎやかな家庭」など
ひまわり=夏とイメージするくらい、夏を代表するひまわり。
一輪あるだけで思わず見てしまうような存在感があります。
実は、あまり知られていませんが品種が多いのもひまわりの特徴です。
鮮やかな黄色はもちろん、
レモン色、茶色が混ざったものなどさまざまです。
「ゴッホのひまわり」など
画家シリーズとしての品種もあるんです!
店頭にも切り花のひまわりが並んでいます。
実際に見比べるのもとても面白いですよ!
季節の花も随時入荷しています。
お時間がある際に、ちょこっと覗いてみてください♪
夏至(げし)が終わると、日が沈むのもだんだん早くなっていきます。
夜はおうちでキャンドルを焚いて日々の疲れを癒したり、
花を飾っておうちでゆっくり過ごして楽しんでくださいね。
※入荷状況により、店頭にない場合がございます。
その時々のお花を楽しんでみてくださいね
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