9月の行事のお知らせ

8月も終わり、今日から9月。

残暑が厳しい時期ですが、朝晩には、少しずつ涼しさも感じられるようになります。
季節の変わり目でもある9月を秋の行事と秋のお花とともに楽しんでいきましょう。

9月9日(月) 重陽の節句

9月9日は菊の節句とも言われる「重陽の節句」。
古来中国では、奇数が縁起のいい「陽数」とし、その奇数が連なる日は邪気を払いつつ、無病息災を願う節句の風習がありました。9月9日は陽の数(奇数)の中でも最も大きな数字「9」が重なる「重陽の節句」は、菊酒を飲み、邪気を払い、長寿を願ったといいます。
花持ちもとっても良い菊。敬老も近い重陽の節句に、長寿を祈って菊を飾ってはいかがでしょうか。
9月13日(金) 中秋の名月/十五夜

旧暦の8月15日の夜に見える月のことを「中秋の名月」「十五夜」と呼びます。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。
中秋の名月には、お月見をして、月を愛でましょう。月が見える縁側や窓辺に、月団子や里芋などを供え、ススキやワレモコウなどの秋の七草や、コスモスなどの季節のお花を飾り月を鑑賞しましょう。
また、十五夜のころは稲が育ち、間もなく収穫が始まる時期でもあり、無事に収穫できる喜びを分かち合い、感謝する日でもあります。
空気が澄んで綺麗な月が見える中秋の名月。秋の夜長に家族でお花と一緒にお月見を楽しんでみてくださいね。
9月16日(月) 敬老の日
9月の第3月曜日は敬老の日。
敬老の日は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを目的として制定されたのがはじまりです。
敬老の日のフラワーギフトには、リンドウが多く使われています。リンドウの根は、古くから漢方の生薬として重宝されていました。そういった健康面での良さから「いつまでも元気でね」という願いを込めて贈られます。また、リンドウの紫色は高貴な色とされており、おじいちゃん・おばあちゃんへの尊敬の気持ちを表してくれます。
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9月20日(金)~9月26日(木) お彼岸

お彼岸の期間は、秋分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間。
故人が亡くなってから初めて迎えるお彼岸を「初彼岸(はつひがん)」と呼びます。普段のお彼岸と同じように、彼岸入りには仏壇・仏具を清め、お彼岸の期間は、お花やお供え物を供えましょう。
お彼岸は、先祖や故人に思いを馳せることができる貴重な機会。春の彼岸も秋の彼岸も、基本的な準備は変わりませんが、お供え物や花を季節に合わせる必要があります。年に2回あるお彼岸は、1年の中でも季節が穏やかな時期。これまであまりお彼岸に参加したことがない方も、ぜひ家族で墓参りに行ってはいかがでしょうか。

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