こんにちは!
名古屋の花屋の坪井花苑です。
皆さん「ピンクリボン」または「ピンクリボン運動」という言葉を耳にしたことはありますか?
なんとなく聞いたことがあるという方も、初めて聞いたという方もいるかもしれません。
「ピンクリボン運動」とは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診の推進、また乳がんの早期発見・治療の重要性を伝えるための活動です。
ピンクリボンを通して乳がんについて知り、理解することはとても大切なことです。
今回は、「ピンクリボン運動」について一緒に少しづつ学んでいきましょう!
ピンクリボン運動とは?
ピンクリボン運動とは、乳がんの啓蒙運動です。
1980年代、乳がんで亡くなったアメリカの患者さんの家族が、「このような悲劇が繰り返されないように」と願いを込めて作ったリボンからきているとされています。
当時のアメリカでは乳がんにかかる女性が8人に1人と多かったそうです。
現在は、シンボルマークとしてピンクリボンが世界中に広まっており、
乳がん検診の受診率を上げることで、乳がんで亡くなる方を1人でも減らせるよう取り組みが行われています。
乳がんは年々増加傾向にある
乳がんはもともと、欧米に多い病気でした。
しかし、近年では日本でも乳がんにかかる方が増えています。
厚生労働統計協会の調査によると、
乳がんによって亡くなる方は1975年時点で約3,000人でしたが、2009年には約12,000人となっており、およそ4倍の人数に増加しています。
乳がんにかかる方の増加の要因の一部として
食生活や体格が変化したことも考えられています。
乳がんは栄養や内分泌ホルモンの関係が大きく、洋風の食事が取り入れられるようになったことや体格・ホルモンの環境が次第に変化していったことなどが増加の要因ともいわれています。
また、乳がんにかかる要因として
年齢や遺伝子など体質や生まれに関わるものもありますが、
体質に関係なく、生活習慣などに関わるものもあります。
乳がんチェックをしよう
【セルフチェックを行う】
乳がんの中には、自分で見つけることができるものがあります。
セルフチェックを習慣にすることで、早期発見につながります。
チェックする項目として
・しこりはないか?
・ひきつれ、くぼみがないか?
・乳輪の変化は?
・湿疹はないか?
など、普段の様子と見た目、そして触った状態で変化がないかチェックしてきます。
チェックするタイミングは、生理が始まってから1週間ごろを目安に行ってください。
閉経後は、月に一度チェックするようにしましょう。
違和感を感じたときは、必ず専門の病院(外科・乳腺外科)へ行くようにしてください。
詳しいセルフチャックの方法は、専門の病院へ訪問または、認定NPO法人J.POSHのホームページをご覧ください。
▼認定NPO法人J.POSHホームページ
https://www.j-posh.com/cancer/mammacheck/
【病院で検査を行う】
セルフチェック以外にも、定期的に病院で検診する必要があります。
より詳しく、また自分では発見できないところまで診てもらうことができ、
早期発見にもつながります。
検査の方法にはマンモグラフィーと呼ばれるものがあります。
マンモグラフィーとは、乳房専用のレントゲン検査です、少ない放射線の量で安全に乳がんの検査ができます。
このマンモグラフィーでは、触っても気づかない早期の小さな乳がんや、しこりを作らない乳がんを見つけることができます。
超音波での検査も方法一つにありますが、マンモグラフィーはより高確率での乳がんの発見が可能です。
検査を行うか迷っているという方は、一度お医者さんに相談だけでもしてみることをおすすめします。
乳がんのセルフチェックは月に1度、
マンモグラフィー検査は年に1度受けるようにしましょう。
10月はピンクリボン月間
毎年10月は、「ピンクリボン月間」です。
ピンクリボンが日本に広まった最初の年の10月に乳がん患者支援団体が、東京タワーをピンク色にライトアップしたことから10月はピンクリボン月間となったそうです。
乳がんは女性のがんの中では最も多いがんです。
しかし、乳がんは早期発見・早期治療でほとんどが治る病気です。しこりの大きさが2cm以内で、リンパ節や他の部位に転移がなければ、9割の方が治るともいわれています。
大切な人にきっかけを
坪井花苑ではピンクリボン運動を広めるため、
また少しでも多くの人がピンクリボンに興味をもっていただけるよう
お花とともに伝えていきます。
ピンクリボンに合わせてピンクを基調としたアレンジメントやブーケなどを
各店で取り扱っています。
また、売り上げの一部は認定NPO法人J.POSHに寄付されます。
https://www.j-posh.com/
“9人に1人”
乳がんは9人に1人の人がかかるといわれています。
女性だけだから、私はまだ大丈夫、忙しいからと
他人事にせず、身近な人と少し話してみたり、調べてみたりとできることはたくさんあります。
乳がんについて話すのは少し勇気がいる…
そんなときはお花の力を借りて、大切な人へ乳がんについて考えるきっかけができれば嬉しいです。
ご覧いただき、ありがとうございました!
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