12月12日は「ダーズンローズの日（ダーズンローズデー）」。
ダーズンローズといえば、最近では日本でもウェデングシーンの演出として定着してきたセレモニーです。
その意味や由来をご紹介します。

ダーズンローズの日とは？

そもそもダーズンローズとは、恋人に1ダース（12本）のバラを贈り、愛を誓うことで幸せになれるという欧米の習慣です。
12月12日は「12」という数字が重なることから、ダーズンローズの日となったのですね。

12本のバラに込められた意味

12本のバラには1本ずつに、「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」という意味が込められています。
この12本を花束にして贈ることで、ダーズンローズには「これら全てをあなたに誓います」という意味が生まれるのです。

結婚式の演出として行うダーズンローズセレモニーでは、新郎から新婦へ12本のバラを贈り、新婦がそのうちの1本を新郎の胸に挿して愛を受け入れます。

ダーズンローズの由来

ダーズンローズの歴史は古く、19世紀前半のヨーロッパ発祥である「ブーケ・ブートニア」のセレモニーが由来とされています。
とある男性が愛する女性にプロポーズをするとき、野に咲く花を摘んで花束にして贈ったのです。
すると、女性がその中から1輪を抜き取って「YES」の代わりに男性の胸元に挿したのだとか。
このロマンチックな言い伝えが、ダーズンローズセレモニーとなって現代まで受け継がれています。

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