梅雨入りの頃【芒種(ぼうしゅ】二十四節気 -9-

こんにちは
名古屋の花屋の坪井花苑です。

6月だというのに連日夏のような日が続いていますね。
気候が変わりやすいこの時期は、体調管理に気をつけてお過ごしください!

今回は、二十四節気の9回目「芒種(ぼうしゅ)」について
まとめてみました。

 

「芒種(ぼうしゅ)」とは?


芒種(ぼうしゅ)とは、
稲や麦など穂のある穀物の種をまく頃のこと。

芒種の「芒」(のぎ)と読み、
イネ科の植物に特有の稲の穂先にある棘(とげ)のような突起のことを指します。
この時期は、”芒”のある植物の種を蒔いたり、田植えを行う目安とされてきました。

また、雨空が目立ち始める時期で梅雨入りの頃とも言われています。
今年は平年より遅れた梅雨入りになりそうです。

二十四節気とは?


太陽暦を使用していた時代に、季節を表すための工夫として考え出されたものです。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。
つまり1年を24等分し、それぞれに名前が付けられています。

現在二十四節気を定めている定気法では、太陽黄経(太陽の動き)に基づいて定められています。

1年で最も昼の短い日である「冬至」
1年で最も昼の長い日である「夏至」
昼と夜の長さが同じ日である「春分」と「秋分」
この四つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。

 

この時期の花は?

 

紫陽花(アジサイ)

紫陽花は、梅雨を代表する花です。
色や品種も豊富で、2,000種類以上もあると言われています。
近年では贈り物としても人気が高まっています。

梅雨の時期の花ということもあり、
水を好むお花です。

水切れに弱いため、
乾燥しないように土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげてください。

 

紫陽花を好みの色に変える方法

水色、ピンク、紫とさまざまな色がある紫陽花。
選んだ鉢植えの紫陽の花色はずっとそのままとは限らないんです。
選ぶ土によって、紫陽花の色を変えられることを皆さんご存知ですか?

【土の種類】
青系:酸性の土
赤系:中性・アルカリ性の土

紫陽花には「アントシアニン」という赤色の色素が含まれています。
そこに、酸性の土から溶け出したアルミニウムと反応すると青色になるという仕組みです。

アルミニウムの吸収する量によって色の濃さが異なります。

薄いピンクがいい、濃い青色がいいなど
好みの色に近づける楽しさがあります♪

 

店頭では鉢物、切り花の両方が揃っています。
お家でゆっくり育ててみたり
見頃の紫陽花を花瓶にいれて飾ってみたり
それぞれの良さを楽しんでくださいね!

 

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