こんにちは!
名古屋の花屋の坪井花苑です。
厳しい暑さも少しづつではありますが、和らいできて
秋の空気に少し近づいてきたような気配を感じます。
今回は、二十四節気の14回目「処暑(しょしょ)」について
まとめてみました。
「処暑(しょしょ)」とは?
処暑(しょしょ)とは、厳しい暑さを乗り越え、秋の訪れを感じる頃です。
秋の花が咲き、穀物が実り始める頃でもありますが、同時に台風の到来シーズンでもあります。
そもそも二十四節気とは?
太陽暦を使用していた時代に、季節を表すための工夫として考え出されたものです。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。
つまり1年を24等分し、それぞれに名前が付けられています。
現在二十四節気を定めている定気法では、太陽黄経(太陽の動き)に基づいて定められています。
1年で最も昼の短い日である「冬至」
1年で最も昼の長い日である「夏至」
昼と夜の長さが同じ日である「春分」と「秋分」
この四つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。
「秋の七草」とは
この頃には「秋の七草」といって、秋の草花を楽しむ風習があります。
秋の七草の由来は、奈良時代の歌人である山上憶良の万葉集の歌からきています。
萩・桔梗・葛・藤袴・女郎花・尾花・撫子
を「秋の七草」と呼びます。
「春の七草」という言葉もよく耳にすると思いますが、その違いはなんでしょうか?
「春の七草」と「秋の七草」の違い
◎春の七草
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ
一年の無病息災の祈りを込め、七草粥として食べることも広く知られています。
◎秋の七草
ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ
秋の七草は、秋の花を楽しみ愛でるものとして親しまれています。
このように秋の七草は、春の七草のように七草粥にするのではなく、
観賞用として親しまれているなど違いが大きくあります。
秋の七草
▪︎ 萩(はぎ)
漢字からわかるように、秋を代表する花の一つです。
花言葉: 思案、想い、前向きな恋など
▪︎ 尾花(おばな)
「すすき」とも呼びます。
お月見には欠かせない草花です。
花言葉: 生命力、心が通じるなど
▪︎ 葛(くず)
葛餅などの原料としても使われてきました。
花言葉: 努力、芯の強さなど
▪︎ 撫子(なでしこ)
清楚な桃色の花が印象的なお花です。
「ヤマトナデシコ」という名称でも親しまれています。
花言葉: 純愛、無邪気、才能など
▪︎ 女郎花(おみなえし)
黄色い美しい花が特徴です。
花言葉: 親切、はかない恋など
▪︎ 藤袴(ふじばかま)
キク科の多年草
花言葉: 思いやり、優しい思い出
▪︎ 桔梗(ききょう)
昔から家紋としても使われました。
花言葉: 清楚、誠実、変わらぬ愛など
秋ならではの草花がたくさんですね!
坪井花苑では、
秋らしい色味の花や、秋に旬を迎える花が続々と入荷しています!
朝やかなカラフルな夏の花から
落ち着いた色や形が個性的なものまでまたガラリと印象が変わります!
入荷のタミングにもよりますが、秋の七草の草花も楽しめますよ♪
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