こんにちは!名古屋の老舗花屋、坪井花苑です。
7月7日は七夕(たなばた)。
一年に5つある節句のうちの一つ、「七夕の節句(笹の節句)」と言われています。
今では、日本の初夏の風物詩であり、願い事を書いた短冊を笹に飾ってお祈りをする…
そんな習わしが定着していますね。
「七夕」と言えば、織姫と彦星が1年に1度だけ天の川を超えて会えるというお話が有名です。
そこに隠された、本当の教訓を知っていますか?
その昔、天帝という神様が星空を支配していた時代。
たいへん機織りが上手で働き者の「織姫」と、これまた働き者の牛飼い青年「彦星」が出会い、恋に落ちます。
意気投合した2人は、めでたく夫婦となったのでした。
ところが、一緒に住むようになってから、2人は朝から晩まで遊んでばかり。
全然仕事をしなくなったことに怒った神様がとうとう2人を引き離し、一年に一度、7月7日の夜にだけ天の川を渡って会うことを許したのです。
「“怠け”が良くない出来事を引き起こすこと」「一年に一度の喜びに感謝して日々頑張ること」を昔の人は七夕を通して伝えたかったのかもしれません。
笹にも花言葉があります。それは、「ささやかな幸せ」。
織姫と彦星の物語と、なんだか通じるところがありますよね。
今夜、子どもたちや大切な人と、こんな話をしながら過ごしてみませんか?
それが本当のささやかな幸せかもしれませんね。
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