小寒(しょうかん)二十四節気 -23-

こんにちは!
名古屋の花屋の坪井花苑です。

2023年がスタートしましたね!
皆さんは、どのようなお正月を過ごされましたか?

お仕事が始まった方、これから始まる方、
無理をせず徐々に身体を慣らしていきましょう!

今回は、二十四節気の23回目「小寒(しょうかん)」について
まとめてみました。

 

「小寒(しょうかん)」とは?

小寒(しょうかん)とは24節気のうち、6つある冬の5番目の節気です。

小寒は寒さの厳しい時期ではありますが、地中ではセリが生え始めたり、春へ向けて少しずつ温かさが感じられるころです。
小寒は新年を迎え、更に寒さが厳しくなるため「寒の入り」とも言われます。

小寒から大寒、そして節分までの30日間を「寒の内」といい、節分の後は「立春」となり、春を迎えます。
そのため、冬の終わりを迎える時期ということになります。

2023年は1月6日(金)となります。

 

そもそも二十四節気とは?


太陽暦を使用していた時代に、季節を表すための工夫として考え出されたものです。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。
つまり1年を24等分し、それぞれに名前が付けられています。

現在二十四節気を定めている定気法では、太陽黄経(太陽の動き)に基づいて定められています。

1年で最も昼の短い日である「冬至」
1年で最も昼の長い日である「夏至」
昼と夜の長さが同じ日である「春分」と「秋分」
この四つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。

 

「寒四郎」と「寒九郎」

皆さんは、「寒四郎(かんしろう)」「寒九(かんく)」といった言葉をご存知でしょうか。

「寒四郎(かんしろう)」寒の入りから4日目をさします。

この日は麦作の豊凶を占う日として、この日の天候がその年の麦作の収穫に影響があるとされました。
晴れなら豊作、雨や雪なら凶作となると言われています。
そのため、麦の厄日とされています。

2023年の「寒四郎」は、1月9日(月)です。

一方で「寒九(かんく)」は、寒の入りから9日目をさします。

この日も「寒四郎」と同じく、天気によって一年の収穫を占っていました。
しかし「寒四郎」とは逆で、雨が降ると豊作になるとされていました。
この日に降る雨は「寒九の雨」と呼ばれました。

2023年の「寒九」は、114()です。

 

寒中見舞い

寒中とは、「小寒(しょうかん)」から「大寒(だいかん)」までのおよそ30日間をさします。

もともとは季節の挨拶状として出すものですが、近年では松の内(1月7日)までに出せなかった年賀状のお返しなどに出す事が多いようです。

また、そのほかにも寒中見舞いを出すのは
・喪中の人への寒中見舞い
・喪中にもらった年賀状の返事
などが挙げられます。

寒中見舞いを出す期間は、寒中見舞いを出す期間は、松の内(1月7日)が明けてから、立春(2月4日)までが一般的です。
17日に届けたい場合は、5~6日頃に出すことをおすすめします。

 

「松の内」とは

先ほど、寒中見舞いを出すタイミングで「松の内」という言葉が出てきました。
松の内についてもう少し詳しく見てみましょう。

松の内の期間は、歳神様が滞在している期間となり、お正月の初めから終わりまでです。
一般的には、1月1日~1月7日の期間になります。

松の内が明けると歳神様は帰っていき、お正月は終わりを迎えます。
その後、歳神様を迎えたしめ縄やお正月飾りを片付けていきます。

また、松の内の最終日にあたる1月7日は「人日の節句」といわれ、春の七草を入れたお粥を食べる習慣が昔からあります。
お正月の間で食べすぎた胃を休め、普段の生活に戻していきます。
また七草はいち早く芽吹くことから、邪気を払うものとして、1年の無病息災を祈る行事でもあります。

 

新年の挨拶にお花を

新年がスタートして、新たな気持ちや抱負を抱いている人もいるのではないでしょうか。
また、何か新しく挑戦するという人もきっと多いはず。

花言葉に想いをのせて、1年のスタートを切りましょう!


○ガーベラ

「希望」「前に前進」
前へ進もうとしている人にぴったりです。
希望で溢れた1年を願って贈るのもいいですね。

ちなみに、赤いガーベラは「限りない挑戦」という花言葉を持ちます。

 


○ラナンキュラス

「あなたは魅力に満ちている」「光輝を放つ」

これからの時期を迎えるラナンキュラス。
自信を持って前に進めるよう、大切な人の背中を押すことができます。

 


○スイートピー

「門出」

優しい色合い、ひらひらとした見た目が可愛らしいお花です。
新しい場所に移る人、進学する人へ新生活を送る人の門出を祝うのにぴったりです。

 

次のステップへ進む人、1年を前向きに過ごしたい人、親しんだ場所を移る人、さまざまな環境の人がいます。

その人に合ったお花を花言葉にのせて贈れば、きっと背中を押され、特別なプレゼントとなります!
また、自分のためにお花を飾ることも大切な時間です。

この1年ぜひ季節のお花を飾って、四季を目一杯楽しんでくださいね。

 

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